Netflixアニメ映画『モンスターハンター:レジェンド・オブ・ザ・ギルド』

世界最大級のオンラインエンターテインメントサービスを提供するNetflix で今回はオリジナルのアニメ映画であの有名なモンスターハンターが2021年8月12日(木)より全世界独占配信されました。モンハンはほとんどの作品をプレイしたことがあるので、見てみることにしました。去年ハリウッドが製作したモンスターハンター映画には落胆したこともあり、今回は期待しないでみることにしました。

モンスターハンター

モンスターハンターシリーズは、カプコンが提供する世界的に大人気なハンティングアクションゲームです。シリーズ累計7,200万本の販売を記録していて、美しい大自然の中で繰り広がれるモンスターの狩猟、プレイヤー同士、力を合わせて新たなコミュニケーションスタイルを築いたゲームとしても有名です。今年のシリーズ展開としては、Nintendo Switch向け完全新作「モンスターハンターライズ」が年3月26日(金)に発売されていて、人気が衰えないゲームです。

モンスターハンター映画

実は去年の12月に、ハリウッドで実写版のモンスターハンターの映画が出ております。評判はあまりよくなく、興行収入もあまりよくなく、これで打ち切りになる可能性が大です。評判の悪さは、日本だけでなく、世界中で悪く、特にファンの間では悪評がつきました。ストーリー性だけでなく、テンポも悪く、良かった部分といえば迫力のあるアクションシーンだけではないのでしょうか。

今回のNetflixアニメ映画を製作しているのは全く違うチームですので、去年の二の舞にだけはなってもらいたくないと思い、視聴して見ました。アニメ映画とジャンルが置かれるものの、CGアニメ映画です。

モンスターハンター:レジェンド・オブ・ザ・ギルド

ストーリー

この作品の舞台は、ゲームの世界観を引き継ぎ、人間・自然・巨大なモンスターたちがそれぞれのバランスを保ちながら共存する世界となっています。人里離れた村で、自称ハンターとして村を守っている青年エイデン。ハンターに憧れ日々里で活躍するエイデンは、ある日、自分の住む村が、謎に包まれたモンスター<古龍>の脅威にさらされていることを知る。村を守る方法を見つけなければいけないエイデンは、ハンターズギルドに属する一流ハンターのジュリアスとその仲間たちとともに、故郷を離れ未知の冒険へと出発するまでの物語です。

モンスターハンター4とモンスターハンターワールド

そうです。何を言おう、本作の主人公エイデンは、ゲーム「モンスターハンター4」の“筆頭ルーキー”、ゲーム「モンスターハンター:ワールド」の“陽気な推薦組”と同一人物であり、その彼が筆頭ルーキーになる前の物語です。まだ知られていないオリジナルストーリーをネットフリックスでみてみましょう。

キャラクター

エイデン

この物語の主人公。幼い時にモンスターに里を襲撃され、両親を亡くし孤児になる。成⻑したエイデンは、ギルドに属する正式なハンターとなるべく、“自称ハンター”として村に現れる小さな虫系モンスターの駆除など、村の小さな困りごとを解決している何でも屋さんです。ピンチの時にジュリアスと出会い、真のハンターになるための努力は怠らない。少々頭でっかちなキャラです。

ジュリアス

ハンターズギルドに所属する筆頭ハンターの一人。若い頃の自らの判断ミスで、師匠を致命傷を負わせてしまった罪の意識を背負い、それからは合理的な判断をする冷静なハンター。エイデンに昔の自分を見ることもあり、この出会いが少しずつ彼を変えていく。双剣使い

マエ

モンスターの調査をこよなく愛するハンター。観察と分析を得意とし、モンスターに関するすべてを記録している。学識も豊かで好奇心が押さえきれず早口になることがしばしばある。狩猟能力も高く操虫棍を使いで、蝶の羽が特徴的。相棒はペイズリー。

ナディア

ハンターズギルドに所属する、経験豊かな筆頭ガンナー。ジュリアスとは同じ師を持ち、互いに背中を預けられる信頼関係で結ばれている。クールな性格でライトボウガンを駆使して仲間をサポートし、チームにとっては参謀的存在でもある。

ノックス

メラルーと呼ばれる猫のような獣人モンスター。稼業は盗人でメラルーにしては早口でよくしゃべり、言葉巧みに相手をだます。商売上手で、危険が迫ると誰よりも早くその場から逃げ去るお調子者。

ラビィ

巨体の年配ハンター。若い頃優秀なハンターだったが狩猟を自分の欲を満たす手段にしたためギルドから追放されてしまった。そんな自身を恥じて、現在は鍛冶屋としてひっそりと暮らしている。

モンスター

ゾラマグダラオス*

カーグァ

メラルー

アプトノス

リオレウス*

リノプロス*

ランポス*

ドスランポス

ディアブロス*

ネルスキュラ

ババコンガ

ブナハブラ

イビルジョー

テオ・テスカトル

*名前だけ映画で登場

作成スタッフ

監督:Steven F. Yamamoto

脚本:Joshua Fine

監修:辻本良三、藤岡要、川野隆裕、Andrew Alfonso

CGアニメ制作:Pure Imagination Studios

感想

この映画はモンスターハンター4の筆頭ハンター達を忠実に再現されています。ハリウッドの映画の方とは違い、モンスターハンターの世界をよく再現できています。プレイヤー目線で言えば、物言いしたいところはあるかもしれませんが、映画はとても面白いものとなっています。

モンスターハンターワールドの世界観もちゃんと出していて、古龍渡りやゾラマグダラオスといった、要素も描かれています。こちらのゲームをプレイした人にもおすすめです。

テンポが良すぎる?

映画の長さは60分と短く、時間的にはちょうど良かったと思いましたが、この映画自体に詰め込みすぎられてて、映画のテンポがすごく早かったです。テンポが良すぎるせいで、逆に終わるのが早かった気も。。。

もう少々、作品自体を長くしていればもっといい作品になっていたのかも。ですが、60分間見るだけの価値は十分にあります。

出てこないモンツターが意外と多い

この作品では、モンハンで有名なモンスターの名前はキャラクターの口からは出るものの、実際に現れなかったモンスターも多く、いつ出てくるんだろうと期待をしていたものの最後の最後で出てきませんでした。逆にババコンガに至っては、倒されてやっとこ名前がでたモンスターもいました。

迫力はハリウッドに劣る

仕方がないかもしれませんが、いくらB級映画でもハリウッドはハリウッドです。CGにかなり力を入れた去年のモンハン映画は迫力がとてもすごくアクション映画としてはいいと評判でした。ですが今回のアニメ映画は、少々迫力が足りなかった気もします。十分に楽しめれる作品ですが、迫力のあるアクションは求めない方がいいでしょう。

世界観

この作品では、自然との調和をテーマとしている割には、だいぶ矛盾していているところが多々ありました。最初のエイデンを助けるためにジュリアスがドスランポスをやっつけることに、「これは密漁だ」というものの、ババコンガとイビルジョーを狩るときもハンターズギルドを通していないので、これも密漁では?他にも、古龍がくることが災害のような表現で表しているにも関わらず、退治するのは自然との調和を無視している感じもしました。

そして、最後の戦いキャラクターが戦闘中に死ぬにも関わらず、悲しむ様子も微妙で、テンポがよかったのが仇となり、話が進んでしまい、アニメ作品では大事な感情表現が台無しな部分でした。

さいごに

色々破綻しているところはありますが、これはあくまでモンスターハンターをプレイしたことのある人の感想ではないのでしょうか。アニメーション映画として見るぶんにはかなりいいかとは思います。話的にもエイデンのオリジナルストーリーとなっていてモンハン4とモンハンワールドをプレイした方にはオススメの作品です。

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