2022年6月3日(金)にウイニングイレブン アップデートが行われ、“『FIFA 22』と『eFootball ウイニングイレブン 2022』どちらが面白い?”の論争が勃発する時期になりました。サッカーゲームファンにとって永遠のテーマですが、日本では『eFootball 』(『ウイニングイレブン』シリーズ)の方が人気があります。しかし、『FIFA 』もメディアで取り上げられる機会が増え、近年どちらも知名度の高い作品となっています。
本記事では、『eFootball 』と『FIFA 』を7項目に分けて徹底的に比較していきます。どちらかをプレイしてみようと考えている方は、参考にしてみてください。
検証① 制作会社
『FIFA 22』と『eFootball 2022』の1番の違いは、制作会社です。『FIFA 22』は、アメリカのEAスポーツ社が開発、エレクトロニック・アーツより発売されています。
それに対し、『eFootball 2022』は日本のKONAMIが制作しています。
検証② 価格と対応デバイス
『FIFA 22』の価格は、バージョンやハード機によって違います。現在、アマゾンでは
- PS5版:2,900円
- PS4版5,100円
- XBOX SERIES X版3,508円
- XBOX ONE版5,080円
- Switch版(レガシー エディション)3,273円
となっています。
一方、これまでの『ウイニングイレブン』シリーズは製品版として販売してきましたが、『eFootball 2022』から生まれ変わり、基本プレイ無料のアイテム課金制となりました。対応デバイスは、PS5、PS4、Xbox Series X|SとXbox One。有料版の「premium player pack」(3,980円)では、抽選契約券を8枚や2,800 efootballコインがもらえ、より早くチーム強化ができます。
検証③ パソコン版の動作環境
必要動作環境
FIFA 22 | eFootball 2022 | |
OS | Windows 10 64bit版 | Windows 10 64bit版 |
プロセッサー | AMD Athlon X4 880K @4GHz Intel Core i3-6100 @3.7GHz | AMD FX-4350 @4.3GHz Intel Core i5-2300 @2.8GHz |
メモリー | 8 GB | 8 GB |
グラフィック | AMD Radeon HD 7850 GeForce GTX 660 | Radeon HD 7790 GeForce GTX 660 Ti |
インターネット接続 | 512 kbps以上のインターネット接続 | ブロードバンドインターネット接続 |
ハードディスク空き容量 | 50 GB | 50 GB |
推奨動作環境
FIFA 22 | eFootball 2022 | |
OS | Windows 10 64bit版 | Windows 10 64bit版 |
プロセッサー | AMD FX 8150 @3.6GHz Intel Core i5-3550 @3.40GHz | AMD Ryzen 5 1600 @3.2GHz Intel Core i5-7600 @4.1GHz |
メモリー | 8 GB | 8 GB |
グラフィック | AMD Radeon 9 270x GeForce GTX 670 | AMD Radeon RX 590 GeForce GTX 1060 |
インターネット接続 | ブロードバンド接続 | ブロードバンドインターネット接続 |
ハードディスク空き容量 | 50 GB | 50 GB |
検証④ プレイヤー人口
『FIFA 22』の方が、世界的にプレイヤー人口が多いですが、日本国内では昔から馴染みのあるウイイレの『eFootball 2022』の方がプレイヤーが多いですね。
オンラインプレイをする上では、どちらもマッチには困らないので、心配不要でオンライン対戦に挑戦できます!
検証⑤ ライセンス
登録チーム数については圧倒的に『FIFA 22』が多いです。全チームではありませんが、『Jリーグの数チームが収録されています。それに対し、『eFootball 2022』では、J1とJ2リーグの全チームが収録されます。
実名のチームと実際のユニフォームでゲームがしたい方には『FIFA 22』を、海外チームよりJリーグの方が好きな方は『eFootball 2022』をお勧めします。
検証⑥ 操作面やグラフィック
『FIFA 22』では、PS5、Xbox Series X|SとGoogle Stadiaにのみ対応している次世代HyperMotionテクノロジーを導入したため、すべてのモードで最大級の没入感を得られるようになり、試合でのパススピードやドリブル、フェイントなどもスピード感があります。さらに、オンラインでの11 対 11(計22人のプレイヤー)の試合キャプチャとマシンラーニングテクノロジーを組み合わせることで、鮮やかな感情的な動きやパッションなど、世界レベルの身体能力が披露できるように設計されています。
メンテナンスされた『eFootball 2022』では、操作面やグラフィック、システムなど、すべてが大幅に遊びやすくなっています。操作感は少し慣れ親しんだ『ウイニングイレブン』シリーズに寄り、パスやディフェンスは強化され、快適性が底上げされました。フェイントではタイミングをずらしたり、テンポを変えたりして、挙動やグラフィックをよりリアルにしています。試合前のロッカールームの様子、背景の中にいる観客の動きなどの細かいところまで、よく作り込まれているのがとても嬉しいですね。
検証⑦ ゲームシステムやイベント
サッカーゲームでのゲームシステムは、2つとも自分のチームを作り、オンラインで対戦するモードが目玉になっています。ゲームの根本的なシステムはどちらも同じですが、チーム作成は違います。『FIFA 22』では、カードパックを購入し選手を入手できますが、『eFootball 2022』ではガチャで選手を入手します!どちらとも、各システムで選手を入手し、自分のオリジナルチームを作ることができます。
ゲームモードに関しては、『FIFA 22』はキャリアモード、VOLTA FOOTBALLモードとFIFA Ultimate Team(FUT)があります。そして、毎週木曜日から翌週木曜日まで開催されるオンライン大会ディビジョン・ライバルズとFUTチャンピオンズのルールがマイナーチェンジされ、競争力が上がりました。
『eFootball 2022』は、リーグ・クラブチームのイベントモード、リーグ・クラブチームのトライアルマッチモードと、自分だけのオリジナルチームを作ることができるドリームチームモードがあります。
入手した選手が自分の作っているチームにしっくりこない時は、『eFootball 2022』ではトレーニングコーチとして他の選手の育成に使用してしまいますが、『FIFA 22』では移籍市場でオークション式の選手の購入と売却が可能です!又、無課金勢や初心者でも豪華報酬がもらえる、自前の選手を当て込んでチームを組み合わせて送信するチーム編成チャレンジ(SBC)モードがあります。
最後に
サッカーゲームのファンには、ぞれそれ好みが違うと思いますので、「これだ!」って言えませんね。どちらも良さがあり楽しいので、『FIFA 22』と『eFootball 2022』を是非プレイしていただきたいと思います。進化するサッカーゲームで盛り上げていきましょう!