【本好きの下剋上】漫画・アニメ版の違いは?「アニメひどい」と言われるのは何故?

近年の傾向として原作や漫画で大好評の作品であるほど、熱心な原作ファンからアニメ版の不評を買うことが多くなっているようです。そんな中でも特に本好きの下剋上は、漫画版とアニメ版で作品内容に大きな違いがでているため、ひどいと酷評されています。そこで、この記事では本好きの下剋上のアニメ版が具体的にどのようにひどいのかを紹介しています。もしアニメ版の本好きの下剋上を視聴して違和感を覚えた人は、この記事を見ればその違和感に納得できるかもしれません。

本好きの下剋上の漫画版とアニメ版の大きな違いとは

本好きの下剋上のアニメ版は、漫画版で描かれているシーンが多数収録されていません。しかもその収録されていない中には人気シーンも含まれていたため、アニメ版はひどいと評価されています。

反対に本好きの下剋上アニメ版では漫画版で不評だったシーンが多数収録されているので、熱心な漫画版ファンから酷評される要因になっているようです。

本好きの下剋上のアニメ版で酷評されているシーンとは

アニメ版本好きの下剋上で特に酷評されているのが、漫画版第四部で描かれていた王族関係のシーンです。アニメ版本好きの下剋上では、主に十五章から描かれているシーンで、聖典グルトリスハイトが失われ王の権威が危機に晒されるところが描かれています。

酷評の主な原因となっているのは、神官長と神殿長が必要以上に会話しているからです。本来本好きの下剋上は、ヒロインのマインが現代の知識を活かして発明品をファンタジーの世界に送り出していく展開が人気の作品です。しかし、王族のシーンは政治的な会話シーンが特に多く、マインの発明品も特に登場しないため酷評されています。

【意外な真実?】アニメ版では食料品の発明品が描かれていない!

漫画版では度々マインが現代の知識を元に開発した食料品が高く評価されていましたが、アニメ版ではそれらはほとんど描かれていません。これが本好きの下剋上が酷評されている原因にもなっているようです。

近年ではゲームやアニメに登場する食事が注目されることが多く、それらを題材にした作品まで作られているほどです。しかし、せっかく漫画版の本好きの下剋上では多数の食料品が描かれていたのに、アニメ版で描かれているのは生活用品ばかりになっています。

漫画版で人気の食料品とは

漫画版本好きの下剋上で人気だった食料品は、ポテトサラダやフレンチトーストです。ファンタジー系の作品に登場する食事の中でも、視聴者が容易に味を想像できる食料品は本好きの下剋上でも人気になっています。

この他にもピザやコンソメスープなどが、漫画版本好きの下剋上で登場していますが、いずれもアニメ版では登場していません。

【作画崩壊?】アニメ版本好きの下剋上に潜む欠点とは

本好きの下剋上の小説版と漫画版とアニメ版の作画担当者の違いが酷評を産んでいるとも言われています。実は本好きの下剋上のイラストの中で好評だったのは、小説版でイラスト担当した椎名優先生のものだと言われています。

しかし、アニメで作画を担当したのは別のイラストレーターで、小説版や漫画版を描いた方達は一切関わっていません。さらに小説版も漫画版も椎名優先生が担当したのは一部のみで、別の担当者がイラストを描いています。

この様に作画のクオリティが安定しない上に、人気だったイラストレーターがアニメ版の監修に携わっていないことが本好きの下剋上の酷評に繋がっているようです。

まとめ

アニメ版本好きの下剋上は、作画が崩壊している上に漫画版や小説版で描かれていた人気シーンが収録されていません。特に食料品が登場しない作風は深刻で、マインの発明品にある食料品の多くはアニメ版で登場していません。

さらに漫画版や小説版で不評だったシーンがアニメ版に収録されているため、本好きの下剋上はひどいという評価が蔓延しています。