2022年9月15〜18日の4日間、東京ゲームショウが3年ぶりに幕張メッセで開催されました。
東京ゲームショウといえば、番組配信や体験版の試遊、ビジネスマッチングなど様々なオンラインプラットフォーム上で展開し、多くのゲームコンテンツを届けていますよね。
今回は、その東京ゲームショウで出展され、注目を浴びている東プレ キーボードについて紹介していきます。
東プレとは
東プレとは、東プレ株式会社の略称です。東京都に本社を置く、主にコンピュータ用部品や自動車部品用プレス部品などの製造開発を行っているメーカーです。冷凍冷蔵庫の空調機では国内最大手メーカーと言われています。
また、静電容量無接点方式を採用して消費者向けの製品として造られたキーボード「REALFPRCE」シリーズが有名です。REALFORCEの製品カテゴリーとして、WindowsやMac、他アクセサリーからゲーミングまであります。
東プレ キーボードの特徴
東プレのキーボードには、ビジネスや普段使いに適している「Master series」とPCゲーム向けの「Gaming series」と大きく2種類あります。
これらのキーボードには、接続方法やサイズ等バリエーションがあります。大きく3つにまとめていきます。
接続方法(有線/ワイヤレス)
有線の場合は、USBケーブルでパソコンと接続します。電池交換や内臓バッテリーの充電する手間が省けます。
ワイヤレスの場合は、BluetoothやUSBレシーバーを利用してパソコンと接続します。鞄などに収納しやすいため外出先などに持ち運びやすいです。
キーボードの種類(テンキーレスキーボード/フルサイズキーボード)
テンキーレスキーボードは、数字キーがないため一般的なキーボードと比べるとコンパクトです。
フルサイズキーボードは、独立した数字キーが搭載されているため数字の入力がしやすいです。
配列(日本語配列/英語配列)
日本語配列(別名 JIS配列)は定番ですね。
英語配列のキーボードは、キートップにかな文字が表記されていないためすっきりとしたデザインです。ローマ字入力による日本語入力は可能です。
REALFORCEの4つの魅力
ここからは、東プレ キーボード「REALFORCE」の魅力についてまとめていきます。
①物理接点がなく耐久性に優れた「静電容量無接点キー」
スイッチ機構に静電容量無接点方式が採用されていることによって、電極が一定の距離まで近づいた際に回路が接続されてキー入力を認識することができます。これは、物理的な接点がなく、高い耐久性を実現しています。心地よいキータッチ感が魅力です。
②スイッチの入力ポイントを変更できる
REALFORCEには、東プレ独自のAPC(アクチュエーションポイントチェンジャー)と呼ばれる機能が搭載されているモデルがあります。その機能が搭載されていることによって、各キースイッチのオン位置を調整して、反応速度を変更することができるのです。
素早く入力したい方は、キースイッチのオン位置を浅くし、誤入力の予防をしたい方は深めに設定することがおすすめです。
③選べるキー荷重
REALFORCEのキーボードは、キー荷重が3種類(30g、45g、55g)あります。それに加えて、変荷重のモデルも展開されています。好みに応じてキーの重さを選択できるのは魅力的ですね。
④優れた静音性
静音モデルが数多くラインナップされています。音設計が施されているため、周囲を気にせずにタイピングに集中することができます。ただし、ゲーミングモデルに関しては静音モデルがありません。
東京ゲームショウ2022の展示モデルについて
ここで気になるのが、これまでのキーボードと一体どのような違いがあるのかというところです。東京ゲームショウ2022に展示されたモデルについての概要をまとめていきます。
- 新設計の筐体デザイン
- 静音スイッチを採用
- RGBの点灯がこれまでのモデル以上にカスタマイズできる
- キー荷重は30gと45g
- テンキーレス
- 配列は日本語配列と英語配列ともにある
ゲーマーに向けた製品としてベース部分の縁を縮めたり、REAFORCEのロゴを背面に配置したりといった、ゲームプレイにおいて邪魔な部分を取り除いたモデルです。また、ソフトウェアによる細やかな設定も可能だとしています。
今回展示されたモデルについては、正式な製品名や販売価格などは現時点で未定で、発売は2023年を予定しているとのことです。
まとめ
東京ゲームショウ2022を通して、東プレが現在ゲーミングキーボードに力を入れているということが分かりました。次回、東京ゲームショウ2023は、2023年9月21〜24日に開催予定であると発表されています。その時までに今回の展示モデルが発売されているのか、もしくは更なる進化したモデルが出展されるのか、今後の東プレへの期待が高まります。