スマホやタブレットで遊べるネットカジノ。新規登録も簡単でサクサクプレイできるため、人気も上り坂ですが、本当に安心してカジノゲームをするためには「ライセンス」の確認は欠かせません。
海外を拠点として運営するオンラインカジノでは、厳格な政府当局の精査を受けながらオペレーションを継続しています。例えば、日本で人気のワンダーカジノをはじめ、多くの一流オンカジノブランドがキュラソーライセンスを取得していますが、その他、マルタMGAも世界で最も厳格で信頼性が高いと言われています。ここではオンラインカジノで最も信用のあるライセンス機関トップ2を挙げて、歴史や仕事の内容について見ていきます。
キュラソーライセンス
キュラソー（Curacao）は、世界のカジノブランドで最も選ばれているライセンス機関です。オンラインカジノ、スポーツベッティング、ソフトウェアプロバイダー、ゲームメーカー、サービスプロバイダーといったギャンブル関連の企業に対し、厳しい精査を行いライセンスを発行しています。
キュラソーがライセンス発行の業務を始めたのは1996年ですので、かれこれ25年以上の実績を誇ります。キュラソーはギャンブル運営を最も早く規制した名高い管轄区で、カジノ企業の運営状態、社員やスタッフの素行ぶりといったことから、ゲームの公平性、マネーロンダリング防止、責任あるギャンブル、入出金の安全性、情報の暗号化といった細部にわたる項目を精査しています。
また、オンラインカジノを始めとするギャンブル関連の企業がライセンスを所有できるかどうかは、キュラソーの法務大臣に委ねられており、その企業がデューデリジェンスやKYCの項目をクリアしているかが重要となってきます。
マルタライセンス
マルタライセンス（Malta Gaming Authority＝MGA）も、カジノ業界では泣く子も黙るほど厳格で、安全性の高いライセンス機関です。マルタライセンスを所有しているなら、安全性、公平性はお墨付きだとも言われています。
とくに、セキュリティ回りの精査が非常に厳しく、カジノサイトのSSL化はもちろん、マネーロンダリングや未成年保護といった責任あるギャンブルの項目、企業の運営状態、資金繰り、決算報告書、社員やスタッフの素行、提携ソフトウェアプロバイダー、ゲームの方向性といった部分を審査していきます。
つまり、カジノ業界における法令順守を徹底させ、カジノ業界の技術発展に貢献するように促し、かつカジノ業界の監督を司る部門でもあるわけです。
マルタMGAの創立は2001年で、2000年に入ってから始動したということにも驚きます。マルタは世界で最も厳しい政府当局だと言われていますが、実際、マルタという国そのものがブロックチェーンや暗号通貨といったハイテック産業に従事しています。実際、ブックメーカーなどギャンブルに関連するスタートアップ企業が多く集まり、その影響を受けて優秀なエンジニアも世界から集まっています。
キュラソーかマルタライセンスがあれば安心
オンラインカジノはさまざまな規制と精査を受けて厳しく運営されています。プレイヤーからは見えにくい部分ですが、信頼あるライセンスがあるからこそ安心してカジノプレイができると言えますよね。
今回はキュラソーとマルタを厳選してご紹介しましたが、その他、信頼性と安全性の高いライセンスは「ジブラルタル」「マン島」「カナワケ（カナダ）」「英国」などがあります。オンラインカジノを選ぶ時は、ライセンスの有無はもちろん、ライセンスがどの国で発行されているのかもしっかりチェックしておきましょう。